根岸英一氏     鈴木章氏


ノーベル賞受賞者にゆかりを
感じる人が
望洋会会員にいた!

2010/10/9
佐藤 治君からの投稿




 ノーベル化学賞を受賞した根岸英一教授は湘南高校出身 で、佐藤の満洲(大石橋)時代の朋友沼田耕作君と机を並 べていた由。根岸さんも満洲(新京)からの引揚者で昭和 10年生まれ、秀才で飛級5年時に終戦。

コロ島経由大和 市に引揚げ、新制中学を経て湘南高校に進学、沼田君と同 じクラスとなり、父親がともに満鉄出身で、同じ引揚者と いうこともあり仲良しであった。
 家計が苦しく栄養不足で クラス一番のチビさんで骨と皮ばかりであった。

 当時は湘南の全盛期で、毎年東大に5・60人進学して いた。根岸さんは1・2年生時は普通の成績で目立たず、 3年になってぐんぐん伸び首席で卒業、帝人財団の奨学金 を得て東大工学部に進学、家計の都合から大学院進学を諦 め、帝人に入社、3年後にフルブライト奨学生としてペン シルベニア大学院に留学、一旦帰国復職後、再度恩師を追 ってパーデユ大学院へ留学、そのまま研究生活に入ったこ とはマスコミ報道の通り。終身教授となり、現在は特任教 授として後進の指導に当っている。

 沼田君によれば所謂大秀才ではなく、こつこつ努力の人 で集中力がすごい。高校では教科書と学校の授業のみで参 考書は一切使わ(え)なかった。奥さんは中学ー高校同期 の親友鈴木健次さんの(東大仏文−NHK)の妹で、2人 の娘さんは米人と結婚、日本に帰ることはないだろうとの こと。NHKで流された高校の学級写真は、パソコンに堪 能な沼田君がDVDに収録していたものが使われた。来年 のクラス会でみんなで祝福するのを楽しみにしている。

 結論「家貧しゅうして孝子出ず」

           (’10・10・09 佐藤治記)

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