望洋会(S31)「69年前を語り継ごう」を刊行


「 敗戦前後の体験記録―16名の貴重な証言集」


2014年12月11日    佐藤 治


 望洋会では4年前に会員の喜寿記念文集「幾山河」を刊行      した。激動の時代を生き抜いた証を残し、孫子に伝えようと      いうものであった。

 来年8月15日には70年目の終戦記念日を迎える。われ われ世代には忘れ難い日である。世代交代が進み、戦争体験 は風化し、戦争の悲惨さを知らない若者が増えている。
 傘寿を迎えた今、歴史の生き証人として、貴重な戦争体験 を克明に語り継ぎ、次の世代に伝えていかなければとの思い を深くし、責任を痛感している。
 その第一弾として今夏、望洋会メル友16名から寄せられた敗戦前後 の体験記録19編を会のHPに一挙掲載したとこ ろ内外のビジターから大きな反響があった。小6・中1のわ れわれの上に重く圧し掛かった戦時体制の桎梏、学童疎開、 勤労動員、大空襲、敗戦、価値観の喪失、外地からの引揚げ 占領行政、悪性インフレ、飢餓感、ヤミ市、農地解放、六三 三制移行、男女共学、学区制変更等の生々しい体験談が人々 の琴線に触れたのではと思う。
 第二弾としてHPを基に小冊子「69年前を語り継ごう− 敗戦前後の望洋会員の体験記録」を自前のパソコン、プリン ターから作成・刊行することにした。より多くの人たちに文 書記録で読んでもらおうという趣旨である。このたび第1刷 が完了し関係先に配布した。これから第2刷に取りかかると ころである。

 世界は悪の地政学が跳梁跋扈し、人類は再び戦争の足音に 立ち竦んでいる。貴重な体験録が子や孫に読み継がれ、一人 でも多くの若い人たちの目に触れて、われわれの熱い思いを 未来へ繋ぎ、平和な世界を目指す縁になれば望外の喜びであ る。
 当面はHP「名大望洋会」を検索し、(投稿者一覧から)
      特別企画 ★69年前を語り継ごう★
 をご覧ください。

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